モケの裏日記 借金返済の日々とエロにハマる日々

45 既婚 子持ち。20代から風俗、パパ活、ソシャゲ(エロ系)にハマり、気付けば40代、200万以上の借金を抱えていました。2019年1月返済計画を立てて、借金減少に向けて動きだしたものの、まだエロ熱は冷めず…そんな借金と欲求の中で葛藤する日々を綴ります。よろしくお願いしますm(._.)m

パパ活模様 A子さんの場合②

こんにちは!

借金返済の日々を送るモケ45歳です。

 

つづきです。

A子さん編。

※注 A子さんは私のことを、モケ(偽名)ではなく、◯◯(本当のニックネーム)で呼びます。

 

それでは再開。

 

表参道で待ち合わせ、まずここで雑貨屋巡りをして、それからレストランへと向かう予定です。雑貨屋巡りは私のリアルな趣味で、ヒマさえあれば、都内あちこち、表参道、代官山、目黒、新宿、渋谷…そこら中を歩きまわっていました。おそらく普通の東京の人より、お店情報は詳しいと思います。

 

私はパパ活の中で、女の子と一緒に街を歩きまわって面白いお店を探したり、私が気に入っているお店に一緒に行ったりするデートをよくしました。A子さんとのデートでは、私が特に気に入っている雑貨屋、家具屋を数件回りました。

 

予想通り、彼女はお店を気に入ってくれました。見せかけで喜んでくれてるのでなく、本心から喜んでくれてると感じました。彼女はひとつのソファに座り「このソファが気に入りました。私、いつか買いますね!」と言いました。それは普通の女の子が欲しいというには、あまりにも無骨で、でも使い込んだらすごく良くなりそうな革張りのソファーでした。そのソファーに座り、こちらを見ている姿は今でも覚えています。

 

「いつか、買ってあげたいな」なんとなくそう思いました。

 

雑貨屋巡りが終わり、ディナータイム。場所は恵比寿、お店は「例のあの店」でした。Nさんと見つけたそのお店に行くのは久しぶり、地下に降りて薄暗い店内に入ると別世界が広がっている、何回行っても雰囲気のあるお店です。

 

この時はカウンター席に座りました。A子さんが左で、私が右。カウンターの方が相手の近くで話が出来るので、私は好きなんです。イケメンではないオッサンなので、正面からの視線に耐えられないという理由もあります笑

 

食事をしながら、色々と話をしました。当たり障りのない話から、徐々に深い話へ…いつのまにか彼女は泣いていました。それは辛い辛い話でした…

 

彼女の親は離婚はしていないのですが、別居をしていました。父親は家を出て、いまはほとんど会っていないそうです。そして彼女自身も高校の時はずっと不登校、でも3年生の時にこれではダメだと思い、半年間勉強して都内の国立大学に受かったそうです。すごい根性です。

 

彼女の母親はギャンブル依存症でした。学費も出せないため、彼女は奨学金をもらい進学をします。しかし悲惨なのはここから。奨学金は母親の元に入り、母親は彼女の奨学金を使いこんでしまい…彼女には学費を払うことが出来ない…そのために掲示板を使ったそうです。そして私と出逢ったのですが。。。

 

でも彼女は言いました。「お母さんのことを悪く言わないでください。こんな親でも嫌いになれないんです。」泣きながら…

 

どうしたらいいか、色々話をしました。しかし彼女は泣き続けるだけで…そのうちカウンターに突っ伏して寝てしまいました。昨日もあまり寝てないと言っていたし、今日は散々歩いた上でこんな話をしたので限界に来たんだと思います。

 

いつの間にか終電の時間は過ぎていて、お店も閉店時間。心配するスタッフさんに、すいませんと謝りつつお店を出て、タクシーで泊まってるホテルまで行きました。彼女はタクシーの中でもぐっすり…まさかこんな展開になるとは…

 

ホテルの部屋に入るとA子さんは少しスッキリしたように見えました。そして、部屋の椅子に座り私に顔を向けて突然言いました。

 

「私、◯◯さんのこと、好きです。」

 

「本気です。」

 

「今日は一緒に泊まるつもりで来ました。最後まで大丈夫です。」

 

う、マジですか…何となく彼女の好意には気づいていましたが、まさかこの直球とは…受け入れてはならない。それは分かっているのですが、ゲス男としてはダメでした。その夜、A子さんとHをしたのでした。

 

行為が終わった後、彼女は再び言いました。

 

「私、◯◯さんが好きです。」

 

「◯◯さんが居なくなったら生きていけません。」

 

「私のこと、怖いですか?」

 

ごめん、正直少しこわいです。俺にはきみを受け入れることは出来ない。ごめん。

 

「私、どうしたらいいんですか?」彼女は再び泣き出しました。

 

とりあえず寝よう…

その夜は2人で抱き合って寝ました。でも私はほとんど眠れませんでした。彼女もそうだったんじゃないかと思います。

 

翌朝、彼女は昨日はごめんなさい、とひと言。でもやっぱり諦めきれません…とも。彼女にシャワーを浴びるように進めましたが、逆に先に浴びてくださいと促され、そのままシャワーを浴びに…そしてシャワールームから出てきた時、彼女は居ませんでした。

 

今回も手当は渡していません。もうどうしていいのか分からない。しかし仕事はしなければならない。気を取直して仕事に出発。しかしA子さんのことが気になって仕方ありません。もちろん居なくなった後にすぐにメールは入れました。しかし返事はありませんでした。最悪なこと…も考えました。

 

 

数日後、メールの返信がありました。そのメールを見た時「よかった!生きてた!」ってめちゃくちゃ安心しました。メールには、謝罪の言葉と私のことを諦めたという言葉が書かれていました。

私はそのメールへの返信で、気持ちは受け取れないけど、パパ活としてお手当ありで少しでもサポートしたいと書きました。彼女からは分かりました、お願いしますとの返事。

 

そして、再びA子さんに会いました。新宿でランチ。今度はお手当も受け取ってもらえました。しかし今までと違うよそよそしい雰囲気。会話の感覚もすれ違う。この時、彼女の心から私が消えていたのかもしれません。A子さんとは新宿で会った後、何回かメールを続けたのですが、しばらくお互いの予定が合わず会えなかった結果…しばらくして音信は途絶えました。彼女がその後どうなったのかは全く分かりません。

 

ちなみに彼女は私の本名を知っています。恵比寿のレストランで彼女が突然「◯◯さんって、こんな名前じゃないですか?」私はドキッとしました。正解ではないけど80点くらい…でした。「ちょっと違う…でもよく気がついたね」「何回も◯◯さんって書いてたら、ひょっとしてって思って…じゃあこれですか?」「あ、当たり…」

 

最後はホラーみたいになっちゃいましたね。

 

パパ活では、色んなことが起こります。前にも書いた通り、お互いにおかしな穴の空いた同士がもがいてある訳ですから。こんな非常識なことが常識的な日常の裏で繰り返されてしまうんです。もう本気で告白されたり死すら考えるような出会いは懲り懲りですが、この活動をする限りは…いつかまた繰り返してしまうのかも。でもやめられない。私も結局自分の胸に空いた穴を塞がことが出来ないでいるからだと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。きっと疲れさせてしまったのではないかと思います。まだまだパパ活ネタはありますので、これに懲りずにお読みいただけると幸いです。

 

つづく