パパ活模様 B子さんの場合④
こんにちは!
借金返済の日々を送るモケ45歳です。
さて、今回はB子さんとのパパ活の第4回目です。前回はとってもラブラブになってしまい、キス解禁、ハグ解禁…そこから先もいけそう!?という展開になりました。今回はB子さん編の最終話です。。。始まりがあれば、終わりがある。今回はB子さんとの関係が終わるまでを描くことになります。では、終わりの始まり始まり・・・
その頃、B子さんと私の関係はピークでした。待ち合わせの時に私を見つけるとすぐに至近距離まで近づいてきて、じっと見つめてくる。レストランまで向かう途中は自然と腕に手を絡めてくる。
モケ「腕組むの恥ずかしい…」
B子「手を繋ぐ方がいい?」
モケ「好きな方でいいよ…」
B子「じゃあ、腕組む!」
それから、B子さんとは2人掛けのソファでゆっくり出来るレストランに行くことが多かったのですが、しばらくご飯食べて話をしてると…急に左肩が重くなる…寝てる!(ここまでは前回も書いたような…)1回寝るとなかなか起きない。飲み過ぎてる訳でもなく、本当によく分からない。仕方ないから、いつも顔触って遊んでました。ぷくぷくしたほっぺたを突くのがたまらなく気持ちいい。しかもキスまではOKなので…。
最後までは行ってないものの、精神的にはとても幸せを感じていました。その頃からB子さんとだけはLINEでやり取りするようになっていました。
目をじっと見つめる。強烈なスキンシップ。そして絶妙なスキの見せ方!
この子は天才だ。これで落ちない男はいない。
この子がキャバ嬢になったら、恐ろしいことになるな…と思ってました。もちろんなって欲しくはなかったですが。ちなみにB子さん、コンビニでバイトしてました(笑)
さて、B子さんと会っている時、ただイチャイチャしてるだけでは無く、真面目な話もしました。特に就職に関する話はよくしました。2年の専門学校だったので、ちょうど就活の時期でした。男選びもそうですが、いったいどんな就職先を見つけてくるか分かったもんじゃありません。なので「就職したい会社が見つかったら教えてや、一緒に考えるから」と言ってました。
するとある日、「ここに就職したいねんけど、どう思う?」と聞いてきました。会社名とホームページで調べたら、割といい感じ。とはいえ、それだけでは分からないので、こう言いました。
モケ「とりあえず行ってみるか!」
B子「うん!いくー!」
ということで、2人でお客のふりして行きました(笑)全国展開してる高級なマッサージスパ(でいいのかな?)顧客は女性メインで、お店はシックなイメージで高級感を感じる店内でした。割といい感じ。ちなみにその店は北新地の近くにあり、ホステスさんがお客と同伴で行きそうなお店なので、私達2人でも違和感なく入れました。
スタッフさんに話しかけて、普通にお店のサービスなどを聞きつつ、お店の雰囲気などもそれとなく聞きました。ちゃんと楽しんで働いてる雰囲気は伝わってきました。
お店を出て言いました。
モケ「ここいいやん、俺ここで良いと思うよ!」
B子「私もここで働きたいって思った!一緒に行ってくれてありがとう!」
モケ「決まるといいな」
B子「あんな…私、初任給でたらモケさんにご馳走すんねん。これまでいっぱいお店連れてってもらったから、お返しする!」
モケ「マジか。じゃあ、絶対決めてもらわな(笑)」
B子「うん!」
程なくして、その会社に就職が決まったと連絡が入りました。それはちょうどクリスマスの直前でした。
クリスマスと就職祝い兼ねてなんかせなアカンと思いつつ、クリスマス当日の朝にLINEでメッセージを送りました。
モケ「メリークリスマス!」
それだけ送ると私はシャワーを浴びに浴室へ。
私は、B子さんとのLINEのやり取りを通知オフにしていませんでした・・・
そして彼女からのLINEの通知を最初に見たのは私ではありませんでした…
朝、シャワーを浴びて、子供達を学校に見送り…
家に嫁さんと2人からになった時に、嫁さんの口から出た言葉は…
嫁「B子ってだれ?」
一緒で背筋が凍りつきました。何が起こったのか分からない。頭の中を色んなことがぐるぐる回転します。えっ?えっ?えっ!?
嫁「あなたのスマホにB子って人からLINEが来てたわよ。」
嫁さんは私のスマホを見ながら静かに言いました。
私は一瞬で理解しました。メリークリスマスへの返信だ!LINEの通知をオフにし忘れた!!!とにかく「通知」を見られた!問題はLINEの「内容」を見ているかどうか…
嫁「誰なの?」
追求は続きます。いや、始まったばかりか…。私は考えるよりも早くスマホを手に取りました。そしてLINEを確認。大丈夫、中身は見られていませんでした。ドキドキしながら、でも一瞬の判断でトーク履歴を全て削除しました。そして、出てきた言葉は…
モケ「A社さんに連れていかれたキャバクラの女の子…」
嫁「は?なんでメリークリスマスなんてメッセージが来るの?」
モケ「この間行った時に、LINE交換しちゃって…」
嫁「LINE交換するってことは、やましいこと考えてたわけでしょ」
モケ「そんなことは…ないです」
嫁「信用出来ない…」
その後も胃の痛いやり取りは続き…。嫁さんからは私に対する不信感がつらつらと述べられ、私からは、キャバクラの女の子で業務上で会ったことだけを必死で伝えました。
嫁「・・・LINE見せて」
モケ「あ…ごめん、消しちゃった…」
嫁「なんで消すの!?やっぱりやましいことがあったんでしょ!」
モケ「何もない…です」
なんと言われようが、LINEトークを消したあの一瞬の判断だけは正しかったと思います。B子さんとのLINEを見られたら…夫婦関係…家族は終わっていたかもしれません。
嫁さんが納得していないのは明らかですが、私はそのまま押し切り、話は終了しました。とにかく、どっと疲れました。いままで何してたんだろう!?って思いました。嫁さんを放ったらかしにして、B子さんにハマって…嫁さんに怒られて当然だ。もうすべてやめる。
すぐにB子さんにメールをしました。
モケ「嫁さんにバレました。もう会えません…」
返信はすぐ返ってきました。
B子「・・・モケさんと会えてすごく嬉しかった。毎回毎回会うのが楽しみでした。でも奥さんを大切にしてね・・・」
彼女にしては長文の感謝を伝えるメールでした…
そして、それから半年間。私はパパ活で誰とも会いませんでした。。。
いま思い出すのもキツイ…ただ、パパ活を続けていれば誰しもが経験することだと思います。女の子にハマった結果、必ず家族が疎かになったり、浮かれたりします。それを「嫁さんが見ていないはずはありません」必ず気付いています。それが女の勘です。
私は嫁さんが一番です。それはパパ活で会う女の子にも言うし、だから女の子に「かわいい」とは言いますが、絶対に「好き」とは言いません。しかし、だからといって許されるはずもなく、嫁さんからしたら立派な裏切り行為です。それを理解しながら、パパ活を続けてしまう…私はパパ活出会い依存です。
我が家では、嫁さんが年賀状をデザインします。毎年明るく楽しいデザインです…が、この年の年賀状だけは笑顔のない暗いデザインだったことをお伝えして、今回は終わりたいと思います。この年賀状を見るたびに、B子さんを思い出します…
さて、B子さん編のメインパートはこれで終わりですが…実はその後会いました。次回は番外編として、そこを描きたいと思います。長文にお付き合いいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
つづく